女性が看護師になろうと考えた時、一般的には看護の専門学校へ進学するというイメージが強くあるようです。看護師になるためには、専門学校に進学するのが当然と思っている人も多くいます。しかし近年、大学の看護学部を選択する女性が増えてきているのです。今なぜ、看護師を目指す女性の大学進学率が高くなってきているのでしょうか。
大学の看護学部を選択する理由としては、「看護の勉強だけではなく、メンタルヘルスなど幅広い分野の勉強をしたい」というのが挙げられます。また、大学へ進学すれば充実している環境で実習や指導を受けることができるという理由も挙げられるようです。大学の方がより具体的に学べると考え、大学の看護学部へ進学する人は多くいます。他にも、「医療だけでなく他学部の授業にも興味があった」という理由で大学を選択する人もいるようです。専門学校へ進学した場合は、看護師になるために必要な授業しかありません。それと比較すると、大学であればさまざまな分野の授業を受けられます。幅広い分野を学びたいという人にとって、大学での学びというのはとても魅力的です。学校へ通っている機関というのは、さまざまなことを吸収しやすい時期でもあります。そのため、大学へ進学した方が得る物はが大きいのかもしれません。
このように、現在は看護師を目指す女性の大学進学率が高くなってきています。大学の看護学部で学べば、国際的な看護の道も選択しやすくなるのです。《関連リンク:女性の大学進学率調査チーム》